当店のシングルモルトラインナップに新しい仲間が加わりました。
徐々にですがモルトの種類も増えてきて、飲み比べてみるのも面白いかと思います。
モルトスペース棚も一場所では収まらないので、二段にしてみました。
さてまずは一本目、ハイランドモルトより
「エドラダワー10年」
スコットランドの蒸留所の中で最も小さな蒸留所です。
ポットスチル(蒸留器)も最小の2基で、とても小さなものです。
従って生産量も少ない、昔ながらの蒸留所です。
文献によると
味わい~しっかりとした飲み口で、重厚感がある。
香り~甘さと木香、スモーキーさがはっきり表れている。
後味~口中に広がるクセのある甘さが長く残る。さっぱりして香りの余韻が残る。
とのことです。
店主が初めて口にしたのは6年位前でしょうか・・
何とも言い難いクセのある感じがしました(笑)
優等生ばかりでは物足りないときにどうぞ。。。
続きましてもう一本、スペイサイドの代表的なモルトより
「ザ・マッカラン・グランレゼルバ12年」
2007年から限定発売されているプレミアム商品です。
マッカラン蒸留所が作った新樽で、一度スペインのオロロソシェリー酒を熟成させた後
ファーストフィル(新樽にシェリーなどの酒を熟成させ、払いだした直後の樽)
となった樽のみでウイスキーを熟成させています。
シェリー樽由来の重厚な味わいと、フルーティーさを醸し出すこだわりの逸品です。
「グランレゼルバ」とはスペイン語で「特別に貯蔵された」という意味です。
色合い~ローズウッドのようなリッチな色合い。
香り~つやのある樽香をベースにして、ドライフルーツ、オレンジ、
チョコレート、ジンジャー、シナモン、クローブなどの複雑な香り。
味わい~スパイシージンジャーや樽香とともに、オレンジシトラスの
フルーツケーキのような甘さが包み込む。
余韻~スパイシーでジンジャーやクローブ、オレンジ、ダークチョコレートの余韻。
とのことです。
終売した「グランレゼルバ18年」の後継品として、ボブ・ダルガーノ氏が自ら選んだ樽のみで
熟成された渾身のモルトです。色合いも当時と同じくらい深い色合いに仕上がってます。
通常12年と飲み比べてみると違いが分かると思います。
以上2本、是非ともお試し下さい。