ここ最近、お酒の話題を続けて取り上げております。
少しはBARらしくなってきたでしょうかwww
今回はライウイスキーです。
こちら
オールドオーバーホルト
ライウイスキーとは「ライ麦」のウイスキーです。
とは言っても原料全てがライ麦ではなく、
原料中、ライ麦の比率が51%以上である
と、アメリカの法律では決められております。
なのでメーカーによって%は様々ですが、51%以上は必ずライ麦が使われております。
ちなみにバーボンウイスキーはトウモロコシが51%~80%未満です。
・・・このへん、掘り下げていくと事細かに決められておりまして、
バーテンダーなら覚えた方が良いですが、お客様には美味しいお酒なら、そんなこたぁ~ど~でもイイ!!となってしまいますwww
ライウイスキーはウイスキーを使用するスタンダードカクテルで使われます。
カクテルの女王とも形容される「マンハッタン」、
「ニューヨーク」や「オールドパル」などなど。
バーボンウイスキーに比べ、ドライですっきりした感じがカクテルに合うのでしょう。
そんなライウイスキーですが、
当店ではこちらの「オールドオーバーホルト」を使用しています。
1810年、アメリカペンシルヴェニア州ウエストモーランド郡で、
ドイツ系移民の「アブラハム・オーバーホルト」によって作られました。
ラベルに描かれた人物がそうです。
ライウイスキーメーカーでは老舗です。
ライ麦比率は59%、「ストレートライウイスキー」です。
「ストレートライウイスキー」とは熟成期間が2年以上のものを指します。
2年未満は「ライウイスキー」です。
カクテルにするのも良し、
もちろんそのまま飲まれても美味しゅうございます。
アメリカンウイスキーといえば、やっぱり花形は「バーボン」。
「ライウイスキー」はどちらかマイナーな感じです。
あまり主張せずに、細々と・・
えぇ・・細々と地道に精進していきます。